一人こたつをDIY

公開日: : 最終更新日:2015/02/06

自作した一人こたつで足元温か

どこでも持っていける自分だけのこたつ、命名どこでもコタツを自作してみました!

寒い冬が今年もまたやってきました。エアコンをつけてみても温かい空気は上の方にいってしまうので、温度を上げても足元は寒かったりします。。

世の中には床暖房なんてものもあるらしいですが、そんなものは我が家についてるわけもありません!

そこで、もっと手軽に足元暖かになる方法はないものかと数秒考えました。すると、日本には昔からこたつ+みかんで正月を祝うという伝統的な風習があるのを思い出しました。

そうだ!やっぱり冬はこたつでしょ!とそんなわけで、普通のコタツとは違い、省スペースで場所を取らず、持ち運びができるような一人用のコタツを作ることになったのです。

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コタツって素晴らしい

コタツのいいところはいっぱいあるのです。コタツの素晴らしさをもう一度再認識してみましょう。

消費電力が少なくて暖かい

昨今ではエアコンもどんどん省エネ化していますが、部屋全体を温める暖房器具に対し、布団で覆われたコタツの空間だけを温めてるほうが省エネなのは明らかです。

我が家では大型の足長コタツを使っていますが、家族全員で使っていても、消費電力は200W以下で十分な暖かさを得られています。最大にすれば600Wを超える火力があるのですが、まず使うことはありません。

色々な暖房器具を今まで揃えてきましたが、少し比較してみましょう。

オイルヒーター

部屋全体を暖かくする暖房器具の1つにオイルヒーターがありますが、部屋全体が温まるまでには結構時間がかかります。ぽかぽかとした温かさは気持ちいいのですが、割と電気代は掛かります。

ガスストーブ

即座に温まり火力も強力なガスストーブは便利な暖房器具の1つです。ただし、ガス代が跳ね上がるのであまり経済的とは言えません。

また、ガス管が通っている部屋で使うことが前提になるので、家によっては使いたい部屋で使えないケースも多いことでしょう。

カーボンヒーター

電力を使う暖房器具にはカーボンヒーターもあります。使い勝手が良くて近くに置けば即座に体は温まりますが、部屋が暖かくなる類の器具ではないのです。

また、短時間の使用ならばいいですが、ずっと付けているにはワット数があるので経済的ではありません。

石油ストーブ

火力は十分にあるメジャーな暖房器具ですが、灯油を燃料とするので点火消化時には匂いも発生します。また、十分な換気も取らなくてはいけません。

灯油は原油からガソリンなどを生成する時に作られる燃料の1つなので、灯油の値段は原油価格に大きく影響されます。

灯油の買い出しや燃料の補給をしなければならないので、少々面倒ではあります。

部屋が乾燥しにくい

エアコンやストーブではどうしても部屋が乾燥しやすくなります。乾燥すると喉もイガイガになりますし、お肌もガサガサに!まさに大敵なのです。

冬場はただでさえ乾燥してるので加湿器を使ったりしますが、暖房器具をつけると加湿器は常に回りっぱなし!その割に湿度もあんまり高くなってはくれません。

その点コタツなら室内の湿度も保ったまま温かく、肌や喉にも優しいのです。

冷えがちな手足の先まで温かい

手や足の指先といった末端は部屋全体を温めてもなかなか温まってはくれません。

特に冷え性の多い女性や、男性でも高齢者になると、指先の末端の毛細血管が細くなっていくので冷えがちになるのです。

たくさんのツボがある足を重点的に暖められる事で、体全体も暖かくなりますし、手も突っ込めば暖められるコタツは心強い味方です。

仕事や受験にも効果的?

温かい空気は上の方に行くので、床に近い下の方はなかなか温まりません。寒いからとエアコンの温度を上げていけば頭付近はぼーっとするくらい暑くなりすぎたりします。

コタツは足元を暖められるので、室温を適度な暖かさに保ちながら過ごせて、頭もシャッキリするかもしれません。

テーブルと暖房器具が一体化している

暖炉やストーブ、エアコン、どれもそれ専用の暖房器具ですが、コタツはテーブルと暖房器具が一緒になってるアイデアが凄いのです。ただし、一人用はこの限りではありません。

一度入ったら丸くなる快適さ

なんといってもコタツは一度入ったが最後、快適過ぎて出られない状態になってしまうのは日本人なら誰しも知っていますね。

日本人で良かった!と思えるくらい?は言い過ぎかもしれませんが、コタツって本当に素晴らしいものなのです。

一人用コタツに求めるもの

私が欲しいと思う一人用コタツは以下のようなものです。

  • 普通のコタツでは場所を取るので置けないようなところでもコタツに入って丸くなりたい。
  • 下半身、特に足元が暖かくなれば良いので、通常のコタツのようなテーブル一体型でなくてもいい。
  • 簡単に持ち運びができるコタツ。
  • 持ち運びがしやすいように重量は比較的軽いこと。
  • 場所を取らずにどこでも置けるように、大きさはなるべく小さい方が良い。
  • 足を乗っけたりすることも想定されるため、そこそこの強度があること。
  • ある程度の火力があること。エアコンを付けなくてもコタツだけで暖が取れれば理想的。
  • 火力があり過ぎるのは電気代的にも困るが、最大火力がなさ過ぎて寒いよりは良い。
  • 火力調整ができるヒーターであれば尚良い。

大雑把に要件を並べてみると、上記を満たすようなコタツなのです。

メーカー製の一人用コタツ

私の希望に合うようなものが既に売られてるかな?とまず検索してみました。すると、やはりというかさすがというか既に売ってるじゃないですか!

メーカー製品の一人こたつ

メーカー製のコタツを色々調べているとほぼ私の希望を満たしているので、これを購入してしまうかな?とも当初は思っていました。

ただ少々気になる点があったので、少し思ったことに触れてみたいと思います。

値段は実売5千円前後

メーカーや物のグレードにより、値段は変わりますがだいたい5千円前後の商品が売られているのです。

普通のコタツもお値段はピン切りですが、一人で使うような小さめのテーブルコタツの製品よりは少しばかり安いといった印象でしょう。

最大火力(電力)は100W

コタツの暖かさの目安ともなる火力、つまりは消費電力ですが、およそどの商品も100W前後が多いようです。

普通のコタツの最大火力は400W以上は軽くあると思うので、一人用ということもあってか、火力は相当控えめになっています。

構造はどれも格子型

どの商品も基本的な構造は格子状の柵でヒーター部分を囲う構造をしています。ヒーター部分に直接触れられないようになっているわけです。

低温やけどと言った安全面の考慮は勿論必要ですし理解できますが、火力が足りなくて少し近づきたいといった場合でもできないことになります。

また、大きさはだいたい縦横高さ一辺30cm前後の立方体で、ヒーターの大きさより格子分だけ大きいです。

メーカー製品を調べて分かった事

メーカー製品を調べて思ったのは、ヒーターさえ手に入れればなんか作れそう!ということでした。

そのまんままったく同じモノを作る必要はまったくないわけで、改良できるところは改良し、真似しがたいところは妥協すればいいのです。

  • 格子枠は角材を使用しているが、間は細い丸棒を使用している製品が多い。見た目や肌触りは良さそうだが強度としては脆そう。
  • 火力100Wというのはぬるくて一人には程よい暖かさである反面、寒すぎると火力不足とも言える。
  • 大きさはヒーター部を含めても30cm四方前後高さはまちまち。ヒーターの大きさは通常タイプとそれほど変わらない。
  • ヒーターを除けば、コタツ自体の構造はかなりシンプル。一人用コタツも同じく自作できそう。
  • ヒーターを除けば、材料費はかなり安くで作れそう。

メーカー製品からの変更点

できれば自分の希望に合うように変更したほうがより良いのではないか?と思ったところは以下のようなところです。

  • 格子型は良いが、足を乗っけたりしても簡単には壊れないように、より頑丈さを優先した材料を選ぶ
  • 30cm四方ほどの大きさであれば火力(調整)のある通常タイプのヒーターを選択したい
  • 通常タイプのヒーターを選択すれば、壊れた時などにも代用が効きやすい

もう一人用コタツを作るしかない

なんだか作れそうと思ってしまったあたりから寒さも一向に増すばかり。。

冬の寒さはDIY意欲を無くさせますが、どこでも足元暖かくなりたくて作ってしまいました!

自作した木製一人用どこでもコタツ

実際に作ってみた一人コタツをご紹介しましょう!

写真

自作した一人こたつの正面

自作した一人こたつです。太めの木材を使用しているのでガッシリとしていて頑丈です。

自作した一人こたつのヒーターを付けた

ヒーターは家にあったテーブルコタツから流用しているのでパワフルです。

自作した一人こたつに布団をかける

一人こたつにこたつ布団をかければどこでもコタツで暖かい!勿論毛布とかでも代用が効くので経済的です。

自作した一人こたつでキーボードを使う

キーボード用のサイドテーブルでも一人コタツを下に置けば足元ぬくぬくなのです。

自作した一人こたつの使用例

ヒーター部を下にして使っています。コタツ布団をめくるとヒーターが赤くなっているのが分かります。

自作した一人こたつに足を乗っけてみる

足を乗っけて使ってもいいですし、少し離れた位置に置いてもコタツふとんをかけていれば普通のコタツ同等以上に温かいのです。

動画

只今準備中です。。

感想

使用してみた感想ですが、どこでも使えるので非常に便利で、小型な上にとても暖かいです。材料費もほとんどかからなかったので、作ってよかったと思えるものでした。

強度面も十分に頑丈に作れたので、足を少々乗っけたくらいではビクともしません。

試しに踏み台代わりに乗っかってみても大丈夫な程でした。但し、全体重が乗っかる用途では作っていません。

火力は一番弱い弱で使っていますが、それでも十分温かいです。スイッチを入れた時は一時的に高火力になるので、最大火力の高さも活かせています。室温が一桁だとさすがに何か羽織らないといけませんが、足元はぬくぬくです。

足を乗っけていると、普通のコタツ以上に暖かく感じるのは、足の裏にヒーターの熱が当たるからでしょうね。

エアコンを付ける機会もかなり減りましたし、この一人コタツだけで暖を取れる日も少なくはありません。まさに私が期待していた通りの使い方ができるようになったので満足しています。

コタツヒーター選び

コタツの最も重要な要素とも言えるのがヒーターです。これがないとどうしようもありません。

一人用のコタツを作るためには、当然、このヒーターをどうにかして入手しないといけないわけです。

入手手段は以下のような方法が考えられます。

  • ヒーター部品だけ単独で売っているものを購入して利用する
  • 使っていない古いコタツからヒーターを取り出して再利用する
  • オークションやリサイクルショップなどで古いコタツを購入し、ヒーターを取り出して再利用する

市販のヒーターを購入

ヒーターを持っていなければ一人コタツ用にヒーターを購入する事になります。

コタツのヒーター部は大きさが29cm四方ほどのものが多く、大抵の場合ヒーター部だけを簡単に取り替えが可能なのです。

古いヒーターを再利用

使わなくなった古いコタツがあるのであれば、ヒーターを取り出して使いまわすことで費用を抑えることができます。

私は古いコタツがあったので、この方法を選びました。使用したのは山善の60cmテーブルコタツです。テーブルコタツの中ではかなり小さいタイプのものです。

ヒーターは強・中・弱の切り替えができるタイプで、パワーも十分にあります。

中古のコタツを購入

費用をなるべく抑えたいなら、中古のコタツをリサイクルショップやオークション等で入手することで、かなり安価に手に入れることもできます。

時期によって需要が異なるので、値段も変動するとは思いますが、秋口に私の持っているコタツと同タイプのテーブルコタツが1000円前後で販売されていました。

物によっては新品同然の物もあるので、中古は絶対に嫌だという方以外には、一考の余地があります。

木材選び

一人用コタツのフレームとなる格子枠や、テーブル板を付けるならこれらの材料となる木材を選びます。

強度を確保できることや、価格、加工のしやすさ、入手の容易さなどを考えながら選んでいくわけです。

今回私が自作したものは、テーブル板のないシンプルな格子枠組みの一人コタツです。強度面を優先するので市販品よりも頑丈な枠材を考えます。

格子枠組みの木材

市販品に使用されている枠材より太めで、丸棒は使わず、角材のみで組み上げます。

ホームセンター等で入手可能な木材であると、SPFや杉、ひのき、赤松、ホワイトウッドなどがあります。

角材は荒材コーナーにも多く置いていますが、加工の容易さから面取りやプレナー(かんな)掛け済みの材の方が扱いやすいです。

太さなどが問題なければ基本的にどのような材料を使っても良いのですが、私は以下の点を考慮しました。

木材選びの考慮点

単価がなるべく安いこと。
見た目や質感に拘るなら別ですが、特に高級な材料で見た目重視で作る気はないのです。
入手が容易なこと。
あまり特別な材料で作ると、万一壊れて補修したい時に再入手するのが困難なのでは困ってしまいます。
十分な強度が得られる太さの材であること。
あまり太すぎても困るので強度があり適度な太さの材を選びます。
なるべく節がなく真っ直ぐな材であること。
格子枠を綺麗に組むためには真っ直ぐの材を選びます。

木材の種類

SPF
DIYではお馴染みなので大抵のホームセンターで売っています。2×4や1×4は在庫も多く安価ですが、それ以外の寸法だと高価だったりサイズ次第では置いてなかったりします。
柱や板壁といった建材をはじめ多くの用途で使われています。芯材は耐水性もあり、真っ直ぐな材が多いですが、加工時に割れやすくもあります。
杉同様、建材やたくさんの用途で使われています。芯材は耐水性もありますが、杉と比べるとやや高価です。
赤松
建材として多くの用途で使われています。
ホワイトウッド
建材として間柱などにも使われています。水にはあまり強くありませんが、白く綺麗な木肌の木材です。

格子枠組みの角材の太さ

角材と言ってもいろいろな大きさ太さの角材があるわけですが、一人用コタツの格子枠で使用するのに太すぎず細すぎない程度の太さを選びます。

角材の太さはある程度決まっているので、よく使用されている大きさでピッタリのがあれば加工しなくて済むわけです。

垂木や野縁、根太といった建材の中でサイズを選んでみると、30mm x 40mm の垂木が良さそうです。

ただ、垂木などは荒材と呼ばれていてカンナ掛けなどがされていないものが多いのです。

格子枠組みに選んだ垂木材

色々とホームセンターを巡ってみると、カインズホームでお目当てとなる角材が見つかりました。

ホワイトウッドの垂木

木材の種類
ホワイトウッド(WW)
太さ
30mm x 40mm
長さ
1820mm
価格
200円/本

このカインズホームのWW垂木は、垂木としては珍しくプレナー(かんな)掛けがされていて、面取りもされています。強度面も十分でお値段もお手頃なのです。

DIY(do it yourself)を看板に掲げているホームセンターだけあって、こういうDIYで使いやすい材を取り扱っているのは有難い限りです。ただし、少々問題点もありました。

選ぶ上で困ったちょっとした難点

私はこの材を見つけたので、その山積みされた中から木を選んでいたのですが、新品の山から取り出しても、かなり節が多く、曲がり、ひねりの入った材も多かったのです。

荒材コーナーで見かける垂木などは、節も少なく真っ直ぐな材が多いのですが、綺麗な材を選び出すのに少々骨が折れました。

値段も安くていい材料であることは確かなのですが、もう少し値が張ってもいいので、より良質な材を安定して提供してくれることを望みます。

ただし、木材を伐採した時期や仕入れ次第でかなり品質が変わるのはどこのホームセンターでもよくあることですから、難しい注文だとは思います。

その他の選択肢

後日他のホームセンターに行く機会があったので、色々と物色していると、今回使用した木材とほぼ同じ物を見つけることが出来ました。

面取りプレナー掛けされたホワイトウッド 30mm x 38mm x 1820mm の木材がジョイフル本田で販売されていたのです。

カインズホームもジョイフル本田も全国展開する大手のホームセンターです。お住まいの地域にいずれかの店舗があれば探してみるといいと思います。

ただし、同じ系列であっても支店によって品揃えも変わったりするので、確実にあるとは言い切れません。そういった場合は、近所のホームセンターで近いサイズのものを探してみるといいでしょう。

設計

何かものを作るとなれば、どのように作るかを設計しなければ作れません。

図面書いたりするのが確実ですが、簡単な作りであれば、頭の中だけで済むこともよくあります。

図面を書く

正確な図面を書かないまでも、フリーハンドの絵でも十分ですし、私の場合は落書きをしています。そこに最低限の数値だけをメモしておくと間違いがないです。

実際には強度面を考慮しつつ、ホゾにするか、ネジクギを使用するか、など組み方まで考慮して考えますが、立体的な構造を描いていくのです。

今回の一人用コタツでは、なるべく簡単に誰でも作れるような構造と作り方を重視して設計しています。

見栄えや強度をより良くしようとすれば、高度な技術や道具が必要となってくるので、ゆるくはならないのです。

必要な材料の算出

どのように組むか、サイズはどうするか、と色々決まったら、どれくらいの長さのものが何本必要かといった作るための材料が分かります。

今回の一人用コタツでは、以下のような材料が必要となります。

ホワイトウッド30mmx40mmの垂木材

  • 295mm x 8本
  • 355mm x 4本
  • 200mm x 4本
  • 275mm x 2本

MDFの板材

  • 355mm x 355mm x 1枚
  • 355mm x 275mm x 2枚

木取り図

作るために必要な材料を仕入れた木材からどのように切り出すかを分かりやすく図にしたものを木取り図と言います。

別にただの呼び方なので難しく考える必要はまったくありません。なるべく無駄のないように材料を切り出す切り出し方を考えるわけです。

この木取り図を作る事で、仕入れなければいけない木材は何本必要かというのが分かります。

今回の一人用コタツでは、以下のようになります。

  • ホワイトウッド30mmx40mmの垂木材 x 3本
  • MDF板材450mmx910mm x 1枚

格子組の木取り図

一人こたつ格子組の木取り図

垂木に必要な寸法を割り振っていくと3本必要になります。今回の寸法だと木取りの仕方は何パターンか考えられるのですが、2本は同じ木取りとなるようにしました。

木取り図で考慮しなければならない点として、鋸しろがあります。つまり、ノコギリで切った時の裁断されてしまう部位を除いて採寸しなければいけません。

例として挙げると、1820mmの板から910mmを2本取ることはできません。鋸しろが3mmであれば1820mm-3mm=1817mmを2分割するということになります。

格子組の木取り図(カラー分類)

一人こたつ格子組の木取り図(カラー分類)

同じサイズの物に識別子となるIDをA〜Dまで振り、より分かりやすいようにカラーで分類も加えた図です。数値の振っていない(灰色)箇所は端材となります。

MDF板の木取り図

一人こたつ用MDF板の木取り図

今回は安全対策用に355mmx355mmのMDF板を使用しています。これは必須の用途なので確実に欲しい材です。他2枚は安全対策とは別の使用用途を考えて切り出していますが、必須ではありません。

MDF板材は450mmx910mmとやや大きめの材しか手に入りませんでしたが、単価が安く強度もそこそこあるので手頃な板材が欲しい時に重宝します。市販品でもよく使われています。

単位はミリ(mm)

木工の基本単位はメートル法のミリ(mm)です。センチメートル(cm)に慣れていると違和感が最初はあるかもしれませんが、特に単位が書いてない場合はミリと考えるといいです。

木取り図もミリで書いています。他に木工でよく使われるのは3x6合板などの尺、米国の2x4材などはインチと言った単位が使われています。

道具

一人用のコタツを作る上で、木材を切ったり加工したりするのに必要となる工具や道具を用意します。

安全具

何か作業をするとなれば安全面の考慮は最低限しておくべき必須の前提条件となります。

安全メガネ
作業中何かの破片が飛んできたり、工具を使えば粉塵が発生したりするのはよくあることです。メガネをかけるだけでそういった危険から目を守れます。
マスク
粉塵が発生するような作業ではマスクをすることで肺を守れます。できれば専用のマスクをしたいところですが、普通の花粉用マスクとかでも効果はあります。
手袋
軍手や革手袋をすることでちょっとした怪我を防ぐ事ができます。ただし、回転系工具を使用する場合、繊維製の軍手は巻き込まれる可能性があるので禁止です。
作業着
作業中工具に巻き込まれてしまうような危険のある服装はするべきではありません。汚れたりしても大丈夫で、安全面の考慮がされている専用の作業着を用意しましょう。
ヘアバンドなど
髪が工具に巻き込まれてしまうととても危険です。髪を後ろで縛ったり、帽子などを着用するなどして安全対策を行ってください。

安全面の意識

DIYの盛んな海外では安全対策は必須なのですが、日本の日曜大工ではあまり重要視していないケースも多いと思います。

海外では雑誌などで安全メガネを付けずに何か工具を使用するような写真が掲載されでもしたら、苦情が殺到するという話もあるのです。

この辺の意識、認識の違いはまだまだ日本には浸透していないと思うのです。

罫書き・測定工具

メジャー(巻尺・コンベックス)
スケールなどとも呼ばれる直線の長さを測定する工具。直尺(ちょくしゃく)など持っておきたい測定工具の1つ。
スコヤ、指矩(曲尺)
直角を計測、罫書きするのに便利な測定工具には、完全スコヤなどがあり、指矩は差金(さしがね)、曲尺(かねじゃく)とも呼ばれている。
罫書き
木工専用の罫書きや墨付け道具がなくても、芯が固めの鉛筆で十分です。

メジャー(スケール)

メジャーはどのご家庭でも大抵1つはあると思うのですが、スケールの精度はそのまま作る物の加工精度に直結する重要なものなのです。

物造りでは「使用した測定工具以上の精度の加工品はできない」なんて感じのことが言われています。

つまり、基準となるスケールに誤差があれば、そこから作られる物は当然それ以上の誤差が生まれるわけで、基準通りに完璧に作ったとしても、基準となるスケール以上の精度にはなりようがないのです。

そういうわけで、精度の高い測定工具は高価な物になっていくわけですが、DIYではある程度の精度(値段)のメジャー(スケール)を1つ購入しておくと良いでしょう。

曲尺(かねじゃく)

曲尺は非常によく使うのですが、その名の通り、尺(しゃく)で計測するのです。現在ではミリ表示の物も販売されています。

ちなみに私はインチ(Inch)表示のスケールもよく使うのですが、直角を罫書く用途であれば、いずれを使用しても問題はありません。

切断工具

ゼットソー
大工さんも使っている岡田金属のゼットソーは切れ味抜群のノコギリなのです。替刃も売っているので長く愛用できます。
ソーガイド
岡田金属の開発したソーガイドは、素人でも簡単に木材を直角切断できる補助工具で、感動の切り口に惚れ惚れすること間違いなし。是非とも持っておきたいDIY必須の補助工具と言えます。

直角精度と誤差

木材は大抵の方が近所のホームセンターで購入すると思います。切断工具を持っていない方はホームセンターの大型パネルソーでカットしてもらうとある程度正確に切ってもらえます。

自分で切るにしても、切ってもらうにしても、問題となるのが直角精度と切断誤差です。縦引きでない限りかなり正確に切断は可能ですが、切断誤差は1mm以内にできれば収めたいところです。

締結工具

ドリルドライバー
長年愛用してきたRyobiのCDD-1020はコスパ抜群のドリルドライバーなのでおすすめです。私のは酷使し過ぎてついに壊れてしまいました。。
インパクトドライバー
私はマキタのインパクトドライバーを愛用しています。ネジ締めにはインパクトが断然強力です。インパクト用のドリルビットを用いればドリルとしても活用できるので便利です。
+ドライバー
家庭に一本はある手工具のプラスドライバーは、電動工具を持っていても使う機会は多いのです。

電動ドリルドライバーは有用性が高い

DIYを行う上で持っておきたい電動工具は多々ありますが、その中でも必要不可欠なものにドリルドライバーがあります。

専用ドリルとインパクトドライバーの2本を揃えるのがベストですが、1本で色々できてしまうドリルドライバーはDIY初心者にとってとても重宝します。

クランプ(圧着工具)

Lクランプ
L型クランプは扱いやすいクランプの1つです。ある程度長い方が色々使えて便利ですが価格は長いほど高くなります。L型以外にC型クランプもあると便利です。
パイプクランプ
ポニークランプ(pony clamp)が代名詞的で有名ですが、ベッセル(Vessel)社や他社製のも多く出回っています。私はKDSパイプクランプを使っています。

クランプの重要性

クランプは安全に正確に作業をする上では欠かすことのできない圧着工具です。

よくある問答に「どれくらいのクランプがあれば必要十分なのか?」といった問いがありますが、答えは「十分な数のクランプなどない」なのです。

つまり、クランプはいくらあっても足りないくらい必要不可欠で、作るものによっていくらでも増えてしまうということです。

クランプの種類は多々あるのでここで全てを紹介しきれませんが、L型クランプは比較的安価に流通しているので、2本は最低でも持っておきたいところです。同じような種類にバークランプもあります。

備品(ネジ・ボンドなど)

コーススレッド
coarse screw thread コース(スクリュー)スレッドとは、粗いネジ山という意味の木ねじです。ネジの種類は多々ありますが、木工では定番のネジです。
タイトボンド
海外では定番中の定番の木工用ボンドです。日本の木工用ボンドよりも優秀なので木工家の間で愛用されています。

作り方

さて、ようやく作り方に入ろうと思うわけですが、もはや紙面が足りなくなってしまいました。

より詳しくよりゆるく解説しようとなれば、紙面はいくらあっても足りません。なるべく誰でも作れるように紹介したいので、別途記事を設けて説明したいと思います。

あとがき

相当長文になってしまいましたが、かなり久しぶりに記事を書いたので、なかなか筆が進まず言葉が上手く紡げませんでした。

DIY自体はかなりしているのでまだまだ紹介したいことはいっぱいあるのですけど、どこから手を付けたものかと悩み中です。。

今回の一人用どこでもコタツは、最近作ったものの中ではかなり有用性が高く、比較的簡単に作れるのでかなりおすすめです。

正直本当はもっと早い需要のある時期にお披露目したかったのですが、なんだかんだで大分遅くなってしまいました。

その分詳細に分かりやすく書いているつもりなのですが、何分文章力がないゆえに悪戦苦闘している今日この頃なのです。

また記事を書きだせば少しは見られた文章になっていくかな〜と思うので、ゆるくお付き合い願えたら幸いです。

DIY

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