電動ドリルドライバーの選び方

公開日: : 最終更新日:2016/06/15

DIYをする者が最初に購入を考える事が最も多く、使用頻度も一番多い電動工具の1つに電動ドリルドライバーがあります。

一家に一台あれば何かと便利なので、DIYする人はもとより、DIYはあんまりしない人にも分かりやすく選び方を解説します。

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ドリルドライバーとは

RYOBI CDD-1020 ドリルドライバー 画像05

電動ドリルドライバーについて、DIY初心者にも分かりやすいように、なるべく詳しく解説していきます。

どんな道具?

ビットを変える事により、ドリルとドライバー両方の機能を使える電動工具です。

ガンタイプの物が多く、トリガーを引く事により取り付けたビットが回転します。

日曜大工で木に穴を開けたり、ネジを締めたりする作業は非常に多いので、大活躍します。

主工具を使っても同じことができますが、固い木だったり、長いネジを締めたりするのは大変な作業です。

組立家具にしても、大量のネジを使うような場合は、完成する前に握力が無くなってしまいます。

綺麗に素早く穴を開けたり、ネジ締めには電動工具を使うのが楽で簡単です。

ビットって何?

ドリルの先端に用途に併せて付け替える事ができる工具の事です。

種類は豊富にあるので、様々な用途に使う事ができます。

ドリルビットをつければドリルになり、ドライバービットをつければドライバーに早変わりというわけです。

ビットの種類

代表的なドリルビットやドライバービットにも、用途に併せて様々なタイプのビットがあります。

他にも、研磨用のビットや、攪拌用のビットもあるのです。

  • 穴あけビット
    • ドリルビット
    • 皿取りドリルビット
    • 自由錐
    • ホールソー
    • ステップドリルビット
  • ネジ締めビット
    • +ドライバービット
    • ードライバービット
    • ソケットビット
  • 研磨ビット
    • バフビット
    • ブラシビット
    • ヤスリビット
  • その他
    • 攪拌ビット

ドリルドライバーは豊富な種類のビットを変える事で、電動工具の中でも高い汎用性があります。

選び方

選び方の基準は色々と考えられます。整理して詳しく見て行きましょう。

用途で選ぶ

週末だけの日曜大工で使うのか、仕事や趣味で毎日のように使うのかでも選ぶ機種は変わってきます。

また、自分の必要とする加工にはどの程度の精度を要求するのかを判断しなければなりません。

電動工具はプロ用とDIY用とで製品を明確に分けているメーカーもあります。大抵の場合、色で区別しています。

製品ごとではなく、DIY用を専門とするメーカーも存在します。

プロ用

基本的にプロ用は耐久性が高く作られています。毎日のように使用され、酷使される事が多いわけですから、それだけパーツも消耗します。

当然のことながらプロ用の方が高性能で、価格も高くなります。

素人でもプロ並の頻度で使用するならば、高くともプロ用を選択した方が無難です。

プロ用の製品に求められるのは、性能のみならず、パーツ等の交換といったメンテナンス性に優れているか?というのも重要な判断材料となります。

ドリルドライバーは汎用性が高い代わりに、性能では専用の機械には劣ります。

ネジ締め専用であれば、インパクトドライバーを使うのが普通ですし、ドリルもパワーのある電気ドリルや振動ドリル、ハンマードリルと用途に併せて使い分けます。

プロ用は基本的に仕事場での使い勝手を重視するので、取り回ししやすい充電式が多く出回っています。

バッテリーも複数個を使い回すことで、長時間使用できるというわけです。その為、維持費というのが相応にかかります。

最近では、ドリル、インパクト、振動、ドライバーといった複数の機能を1台で使い分けられる高級機種も出てきています。

DIY用

DIY用は耐久性がそれほど求められているわけではないので、その分パーツ等のコストダウンが図られている事が多いです。

その為、DIY用はプロ用と比べると価格も安く、パワーなどの性能面でも劣る事が多いです。

しかし、使用頻度が週1や月1程しかないような場合、高耐久性のプロ用を揃えた方いいとは限りません。

パワーが大きければ効率の良い作業ができる反面、素人では扱いに苦労する事にもなりかねません。

ドリルドライバー自体がDIYに向いてる機械だと言えます。

性能だけで言えば、専用のドリルやインパクトドライバーを別々に持った方が良いですが、軽度のDIYには少々過剰です。

安価な製品ではニカドバッテリーを使用したタイプの物もありますが、DIY用途ではAC式のコード付きがおすすめです。

プロ用の高級タイプでは、リチウムイオンを使ったバッテリーなどが使われていますが、充電池には寿命がありますし、重くなります。

充電タイプのものは稼働時間が限られますが、AC式はコンセントさえあれば使いたい時に使いたいだけ使えます。

DIY用のドリルドライバーでは高価なバッテリー式よりも、むしろ安価なAC式の方がDIY用途には都合も良いのです。

AC式の欠点としては、屋外での使用に少々難はありますが、延長コードを使えば結構遠くでも作業ができます。

また、コードがあるので無いタイプの者よりは確かに邪魔ではありますが、DIY用途で致命的な程作業に影響するケースは少ないです。

機能で選ぶ

多くの有効な機能があれば、安全性が向上したり、加工できる範囲が広がり、より柔軟な創作活動を行う事ができるようになります。

ドリルドライバーに搭載されていると便利な機能等について見て行きましょう。

パワー

電源の消費電力は穴あけ、締結能力に大きく影響します。W數が大きければそれだけ大きな穴を開けやすくなります。

最大トルク

ネジ締め、穴開け能力に大きく影響します。単位はN・mで表されます。DIY用のドリルドライバーであれば、30N・m程あれば十分でしょう。

チャック能力

使用できるビットのチャック径を表しています。

回転数

変速タイプのものであれば可変です。穴あけ、ネジ締めの速さに影響します。

クラッチ

ネジの締めすぎを抑えたりできるので、ドライバーとして使う時にあると便利です。細かく設定できると尚使いやすいです。

重量

本体の重さは作業に大きく影響します。軽ければ使い回しもしやすく、長い時間使う場合の疲れ方が顕著にでます。意外と重要なところです。

キーレスチャック

工具無しにビットの交換ができるので非常に楽です。

無段変速機能

トリガーの握りによって、回転数が変化します。よほど安い機種でなければ大抵ついています。

正逆回転

ビットの回転方向を切り替えられます。よほど安い機種でなければ大抵ついています。

LEDライト

作業する箇所を明るく照らしてくれるので、作業が捗ります。無くてもなんとかなりますが、あれば便利なので欲しい機能です。

AC式か充電式か

コスパを重視するならばACタイプが良いです。コンセントがあればいつでも使えるのは大きいです。但し、コードがあるので取り回しに難はあります。

作業効率を重視するならば充電タイプが良いです。コンセントに依存しない使い回しの良さが最大の売りです。但し、使用時間に限りがあり、バッテリー寿命の問題もあるので、長期的な使用に維持費がかかります。

メーカーで選ぶ

国内外で有名無名を含めると非常にたくさんの電動工具メーカーがあります。

企業によって得意とする製品があったりするので、一概には言えませんが、ドリルドライバーの販売で特に名高いメーカーの一部を取り上げます。

Bosch(ボッシュ)

ドイツのメーカーで世界的な規模で電動工具の販売をしている大企業です。

バッテリー式コンパクトタイプのドリルドライバーは評判もよく、大人気の商品を販売しています。

オプション商品も豊富で充実しています。

プロ用は青、DIY用は緑のカラーで区分けされています。

DeWalt(デウォルト)

アメリカ屈指のメーカーで安価で高性能な工具を販売しています。

DIY大国アメリカでは、常に売れ筋の1、2を争う大人気商品を販売しています。

オプション商品も豊富で充実しています。

BLACK&DECKER(ブラック&デッカー)

アメリカメーカーで、電動工具では世界最大規模の大企業。ブラック&デッカー傘下には多数の有名メーカーが数多くあります。

海外のみならず日本国内でも販売しているので、聞いたことのある方も多いはず。

主にDIY用の電動工具を製造販売していて、製品の価格は相当安い部類なので、人気商品も多いです。

オプション商品も豊富で充実しています。

RYOBI(リョービ)

国内メーカーで、DIY用の製品ラインナップが多く、充実しています。

日本のメーカーの中では安い部類の商品が多いので、DIY愛好家でなくても、ご存知の方も多いはず。

特にDIY用の電動ドリルドライバーやインパクトドライバーは多くの方から高い評価を得ています。

MAKITA(マキタ)

国内屈指のメーカーで、世界進出も旺盛に展開しています。

プロ御用達として愛好家も多く、国内、海外でも高い評価を受けている企業です。

充電式の物が大半を占めますが、精度が高く高性能な信頼のマキタ製を愛用する人も多いです。

値段で選ぶ

ドリルドライバー自体安価な部類の電動工具なので、低価格帯では数千円から高級機種でも1万円台で大抵のものが買えます。

およその実売価格帯で分類してみてみましょう。

実売3000円未満

最も安価な製品群がこの価格帯になります。パワーはあまりなく、安いニカド電池を使用する小型のタイプのものも多いです。

ちょっとしたネジ締めには十分ですが、DIYでも少しパワーのいる作業では使えないかもしれません。

実売3000円以上7000円未満

中価格帯で最も機能と値段のバランスが無難な誠品群がこの価格帯になります。充電式、AC式の両方のタイプがあります。

充電式も高性能なリチウムイオンバッテリーを採用する機種も出てきますが、安価なニカドを使用する機種もあります。

AC式、充電式ともにDIY用途では十分なパワーを備えている機種が多い価格帯です。最近の機種ではLEDライトを搭載している物も増えています。

実売7000円以上

ドリルドライバーとしては高級機種となる製品群がこの価格帯になります。1万円の大台を軽く超えているような有名メーカーの機種が多いです。

このクラスになるとAC式よりも圧倒的に充電タイプの製品が多くなり、高性能なリチウムイオンバッテリーを採用しています。

パワー面でも7.2Vや10.8V、12Vと強力なものが増えていき、1万円超の製品はプロ仕様と言える製品になります。

ポイント

  • DIY初心者や素人でも、比較的扱いやすい電動工具です。
  • 汎用性のあるドリルドライバーは、専用機に性能は劣る。強力な穴あけには電気ドリルや振動ドリルを、高いネジ締め能力を望むならばインパクトドライバーを選ぶべき。
  • ドリルビットは切れ味の良い質の物を選んだほうが、綺麗な穴を開けられる。穴開けが上手くできない場合、本体よりもビットの質を上げることで改善する事もある。
  • 自分の使いたい用途に併せて機種選びをする。攪拌ビットやホールソーは、かなりのパワーを要するので、用途によっては専用機を購入した方がよいかもしれません。
  • 軽度のDIYや屋内使用が大半であればAC式を選んだほうがいい。ただ、使いやすさや屋外での使用が多いのであれば、リチウムイオンバッテリーの充電式を選択した方が無難。但し、長期的な維持費はかかる。

注意点

  • 一般的に、ドリルドライバーといった回転工具を使う場合、軍手のような繊維質の手袋は厳禁。巻き込まれて大怪我になる可能性がある。
  • 使用時は安全メガネ・ゴーグルを着用する習慣をつける。
  • 髪が長い人は、髪が工具に絡まないように縛るなどして注意する。絡まると巻き込まれて大怪我になる可能性がある。
  • ビットの着脱は必ず電源を切った状態を確認してから行う。
  • 面倒でも、下穴を開けてからネジ締めしたほうが、綺麗にネジ締めができる。
  • 熟練者でも垂直に穴を開けるのは難しい。正確な穴あけがしたい場合はボール盤など精密な加工を可能とする工具の使用を検討するべき。
  • ドリルドライバーの補助器具的なツール、垂直スタンドなども色々と販売されていますが、なかなか精度の高い物を見つけるのは難しいようです。
  • ブラシなどの消耗品が交換ができるタイプとできないタイプがある。ブラシレスのタイプもある。

あとがき

とても手軽で便利なドリルドライバーは、値段も比較的安く、使用頻度も高く、汎用性も高いので一家に1本は持っていても損はない電動工具です。

ただ、DIYにそれなりに慣れ親しんでくると、専用の電動工具がやはり欲しくなってくるものです。

それでも、最初から専用機を用途の数だけ揃える人は極稀なのではないでしょうか。

私としては、とりあえず1本ドリルドライバーを買ってみて、不満を感じるようになったら専用機を追々買い足していくのがいいと思います。

最初からウッドデッキを作りたいとかでなければ、大抵は組立家具や、ちょっとしたネジ止め、穴あけが大半でしょうから、ドリルドライバーの方が無難です。

いかがだったでしょうか。ドリルドライバー選びの参考になれば幸いです。

選び方

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