ゴーヤの育て方 害虫・防虫対策

公開日: : 最終更新日:2016/06/15

2012年7月11日 ゴーヤカーテンの作り方 栽培記録 防虫・害虫対策の方法

ゴーヤは害虫に強い植物ですが、植えたばかりの時には害虫に食べられてしまうこともあります。

せっかく植えて大事に育てているゴーヤが枯れてしまう前に、嫌な虫から防虫する方法をいくつかご紹介したいと思います。

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防虫・害虫対策

ゴーヤの害虫・防虫対策1 木酢液の原液

ゴーヤは害虫に強い植物と言われていますが、まったく害虫が付かないわけではありません。

ゴーヤ栽培においても有効な、我が家で行なっている防虫・害虫対策を紹介したいと思います。

ゴーヤに付く害虫

ゴーヤに付く害虫は色々いますが、なんらかの幼虫系(蛾、蝶々、ハエとか)、野菜全般の天敵たるアブラ虫、ダンゴムシなどがいます。

特に我が家で被害が大きかったのがダンゴムシです。あんまり害虫のイメージがないかもしれませんが、ゴーヤの若葉や根っこを食い散らかしてしまう恐ろしいヤツラなのです!

どこにでもいるダンゴムシは土の中に潜んでいて、朝早くとかにひょっこり出てきてムシャムシャやってます。なので、目立った虫がついてないのに葉っぱがなぜか齧られてる!と思ったらダンゴムシかもしれません。

他にも幼虫は冬の間土の中に潜んでいたりするので、古い土をリサイクルして使う場合は、適切な対処を取っておかないといけません。

春になると地中で食料を探し出し、植えたばかりのゴーヤの根っこを食べ散らかしてしまったりするのです。

害虫をほっておくとどうなるのか

葉っぱや根っこを食い荒らされたりすればゴーヤの成長は著しく悪くなります。

健康な苗と見比べればその成長差は歴然で、蔓も細いままほとんど伸びなくなっていきます。葉っぱも小さくヒョロヒョロになってしまうのです。

ほっておくと害虫によってゴーヤの成長が遅くなるばかりか、ひどい場合は枯れてしまいます。

葉は光合成をし、根は地中の栄養供給元ですから、その両方が絶たれれば、植物は生きていけません。

害虫を寄せ付けない対処方法

害虫が発生する前に対策を取る方法もありますが、害虫が発生した後に対処する事も可能です。

対策としては、物理的に害虫を寄せ付けないようにする方法と、農薬などの薬剤や防虫効果のある自然素材を撒いて消毒する方法があります。

また、弱ってしまった苗の成長を促進させる培養剤などもあります。

木酢液を撒く

なるべく有機栽培で育てたい方におすすめなのが、自然素材で防虫効果のある木酢液です。昔からあるものなので安心です。

木酢液をゴーヤに直接撒くのは勿論有効ですが、土に撒くことで土壌改良の効果もあります。

特に小さいお子さんがいらっしゃる家庭では、農薬を使うことが気になる方も多くおられるかもしれません。

元々害虫に強いゴーヤに関しては、何も対策しなくても大丈夫なケースも多いですが、防虫対策を取るとしても木酢液だけで十分な効果がある場合も多いので、試してみてはいかがでしょうか。

木酢液散布の写真と方法

ゴーヤの害虫・防虫対策3 木酢液を適量キャップに取る

原液の木酢液を使用するので希釈します。2リットルに対してキャップ半分程が今回使用した原液タイプの適量となります。(※1)

ゴーヤの害虫・防虫対策4 木酢液を稀釈する

漏斗(じょうご)を使用してもよいですが、零さないように気をつけながらペットボトルに木酢液の原液を入れます。

ゴーヤの害虫・防虫対策5 ペットボトル用のノズルを取り付ける

100円均一などに売っている、ペットボトル用の霧吹きノズルを取り付けます。

ゴーヤの害虫・防虫対策6 木酢液を散布する

葉や蔓は勿論、土にかけても良いので、満遍なく吹きつければ防虫対策完了です。

使用した道具・材料

ゴーヤの害虫・防虫対策2 木酢液散布の道具
  • 木酢液 原液
  • ペットボトル用霧吹きノズル
  • ペットボトル

木酢液の原液は700円程で購入しました。ノズルは100均で500mlタイプの物しか見当たらなかったので、2000mlタイプのペットボトルでは少々足りません。。ただ、ほとんど使いきれる長さはあるのでよしとしました><

他のはほぼ費用がかからないので、原液の希釈度合いを考えるとかなりコストパフォーマンスがいいのです。

木酢液のポイント・注意点

  • ゴーヤが実を付けた頃に、害虫が実を荒らす事があります。農薬を散布してもよいですが、昔から使われている木酢液がおすすめです。
  • 木酢液は、天然素材で作られていて、防虫効果があります。また、土壌改良にも効果があります。
  • 木酢液は希釈度合いによって価格が異なります。木酢液は希釈タイプと原液タイプがありますが、様々な植物に散布できる為、原液タイプのものが多少高くてもコストパフォーマンスが良いのでおすすめです。
  • 木酢液は多少の匂いがあります。散布時には多少気になるかもしれませんが、しばらくすれば気になるほどの匂いはしなくなるでしょう。
  • 家庭菜園向けに市販されている農薬にも、安全性の高いものもあるので、状況によって使い分けると良いでしょう。
  • 苗を植えたばかりの時期に、ダンゴムシなどが若い葉を食い荒らす事があります。ダンゴムシ駆除剤などで、苗や花壇を囲うように撒くと効果的です。


市販の農薬を撒く事について

防虫対策には様々な農薬や害虫駆除剤が販売されていますが、木酢液は防虫対策として効果的で、天然素材なので安心感があります。

ただ、木酢液の効果も絶対ではありません。状況や用途、育てる植物に合わせて、市販されている農薬を使用するのも有効な選択肢となります。

せっかく植えたゴーヤ等の野菜が害虫にやられて枯れてしまえば、収穫することすらできません。

有機農業でも許可されてる農薬もある

農薬!という言葉にいい顔をする人はあんまりいないと思いますが、国で決められたJAS規格でも、有機農業に使用可能な農薬というのもあるのです。

農薬と一口に言っても、様々なものがあるので、一概に農薬は使用しないというのも考えものです。

我が家では、木酢液の効果が薄いと感じた作物に関しては、家庭菜園用として市販されている農薬を使用することもあります。

農薬は使わない事に越したことはありませんが、私達が食卓で口にする市販の野菜のほとんどは、多かれ少なかれ農薬が使われています。

家庭菜園だからこそ有機栽培に拘りたいという方でなければ、農薬という言葉を過敏に気にする事もないと思うわけです。

事前にやっておきたい害虫対策

できればゴーヤを植える前に防虫対策を施しておくと安心です。既に害虫の被害にあわれてしまった方も、今後の知識として覚えておきましょう。

天地返しをする

古い土を再生、リサイクルして使用する場合、天地返しをしておくと越冬しようとしている害虫駆除に効果的です。

農家さんの畑ではよく見かける光景ですが、深いところの土を上の方にひっくり返し、しばらくの間寒気に晒して乾燥させています。

土をふるいにかける

土をふるいにかける事で、去年の作物の根っこや古い肥料の残りカス、越冬しようとしている害虫を取り除く事ができます。

天日乾燥で消毒する

プランターの土や花壇の土を、一旦ビニールシート(できれば黒いシート)などに広げて、半日〜丸1日程度天日乾燥させます。

天日干しすることで土が日光で消毒されます。より殺菌効果を高めたければ、さらに黒い袋に土を入れ密閉状態で数日以上日光に晒します。

物理的に防虫する

害虫の侵入を物理的に防ぐことでゴーヤを守る方法もあります。

防虫ネットで覆う

アップルゴーヤの育て方 防虫・防風対策したアップルゴーヤの苗

目の細かい防虫ネットでゴーヤの苗を囲んで保護します。こうすることで害虫の侵入を防ぐわけです。

プラスチックケースで覆う

アップルゴーヤの育て方 アップルゴーヤの苗を防寒対策

市販されている製品の中には、プラスチック製の透明な防虫ケースが販売されています。

防虫だけでなく、防寒の用途でも使われるので、購入しておくと何かと便利です。

ゴーヤを覆う為には

プラスチックケースはとても有効なのですが、ゴーヤのように縦に長く伸びる植物を覆うには高さ的に限度があります。

まだゴーヤを植えたばかりで苗丈が低いうちはいいですが、数週間と経たない内に入らなくなります。

防虫ネットを使用する場合でも、しっかりとネットを固定できる枠組みを作る必要があります。

防げない場所

防虫ネットやプラケースは有用ではありますが、元々地中に潜む害虫には無力です。

事前にしっかりと土作りをし、地中の害虫を駆除している前提で、新たな害虫が忍びこむのを防げるのです。

害虫被害が酷い時の対処

木酢液をしても効果が無く、より強力な防虫効果のある農薬を撒いても被害が止まらないと言った、上記に挙げた防虫対策をしてもダメな場合、もしくは、既にゴーヤが瀕死の場合に取れる方法は限られます。

土を入れなおす

地中に潜む害虫が原因の場合、苗を一旦他の鉢に退避させ、土作りを一からやり直すのが手っ取り早いです。

根がやられてる場合は、苗をスコップで掘り起こしてみれば一目瞭然ですから、葉っぱが無事でも成長が悪い場合は、根が食い荒らされているのを発見できるかもしれません。

土作りをやり直したら、もう一度植え直し、防虫ネットで覆ったり万全の体制を整えます。

化成肥料を使う

有機栽培で育てようとしている場合、鶏糞や油かすを使用したりします。有機肥料は堆肥として効果を発揮するまでに発酵し、植物の成長を妨げるガスなどを発生させたり、虫を呼び寄せる原因となったりします。

化成肥料を使えば、有機肥料より安定してゴーヤなどの作物を育てることができます。

万田酵素と言った培養剤を使う

万田酵素やアクアリフトと言った植物の成長促進に効果的なバイオ剤を弱った苗に与える事で、復活する可能性があります。

弱った苗に限らず、健康な苗の状態から与えていれば大きく育ったりするので、あればとても重宝します。

苗を買い直す

弱って枯れそうな苗の場合、バイオ製剤などを試しても、既に手遅れで枯れてしまう事もありえます。

上記を試しながらも、念の為、もう一度新しく苗を植えたほうが良いかもしれません。ダメだった場合は今後の教訓としましょう。

あとがき

ゴーヤを育てていると明らかに成長の悪い苗があったりします。日照関係の問題だったり、苗が病気を持っていたり、害虫のせいだったりと原因は様々です。

葉っぱが食べられていたり、虫がついてのが見えれば、害虫が原因とすぐわかりますが、こっそり根っこが食べられたりして気づかない場合もあります。

害虫が原因でゴーヤが病気になったりもするので、気づいたらなるべく早く対処するのが肝心です。

できることなら、事前にやれるだけの対処をしておけば安心なのですが、実際に被害にあってみないとなかなか予めの準備はし難いものです。

そして、対策をしていたとしても被害に合わない保証はありません。そこが難しくもあり、やりがいもある園芸の楽しさなのかもしれません。

脚注

  • ※1:希釈の適量は購入した製品によって異なります。
ゴーヤの育て方

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