パッションフルーツの人工受粉のやり方 失敗しないコツ

公開日: : 最終更新日:2016/06/08

パッションフルーツの受粉のやり方をたくさんの写真付きで詳しく説明します。

失敗しない為のポイントやコツを抑えて、正しい受粉を行えばパッションフルーツの実の収穫量は確実にアップします。

甘酸っぱくて食感も心地いい高級な南国の果実をいっぱい実らせましょう!

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パッションフルーツの受粉と人工受粉

綺麗なパッションフルーツの花

ハチなどの虫により自然に受粉される事もありますが、パッションフルーツの花は1日花です。

咲いている時間が短い為、自然な受粉をただ待っているだけではなかなか受粉されない事もあります。

なので、より確実な収穫を望むのであれば人工受粉するのが望ましいのです。

受粉する時間帯

パッションフルーツの受粉は午後1時頃〜夕方にかけて行います。

受粉時の天候

パッションフルーツの受粉は雨天時には成功しにくいのです。

天候が晴れや曇の場合は問題ないのですが、雨の場合にも受粉したいのであれば工夫が必要となります。

雨でも受粉するには

例えばパッションフルーツをビニールハウスなどの安定した環境で育てている場合であれば、天候に関係なく受粉できます。

なので、パッションフルーツを育てている棚、枠組みに雨天対策を取れば受粉する事ができます。

最も簡単な方法はパッションフルーツの棚よりも高い位置にビニール傘をかけておきます。原始的ですが効果的な方法です。

人工受粉の方法

パッションフルーツはトケイソウ科の植物で時計に似た花の形をしています。

人工受粉する場合、雄しべの花粉を雌しべにくっつけ受粉します。

雌しべと雄しべ

パッションフルーツの雌しべと雄しべの位置

花の真ん中にあるのが雌しべです。雄しべは雌しべの周りをぐるっと囲むように配置しています。

雄しべの花粉を採取

パッションフルーツの雄しべから花粉を採取

雄しべに付いている花粉を、綿棒などに一旦つけます。

花粉は雄しべの裏側に付いているのでやさしく採取した後、ちゃんと花粉が付いているか確認しましょう。

雌しべに花粉を付けて受粉

パッションフルーツの雌しべに花粉を付ける

綿棒などに採取した花粉を、花の中央にある雌しべに付けます。

花粉は雌しべの裏側に付けます。ちょんちょんと優しく、しかししっかりと付けてあげましょう。

受粉後

受粉後パッションフルーツの実がなる

受粉が成功するとパッションフルーツの実がなります。

小さい実がつく

受粉後パッションフルーツの小さい実がなる

花の中を見てみると、とても小さいながら実が付いています。

どんどん大きくなる

受粉後少し大きくなったパッションフルーツの実

受粉が成功していればその後順調に成長して大きくなっていきます。

ポイント・コツ

パッションフルーツの人工受粉を行う上でのポイント・コツ、注意点です。

花を見逃さない

パッションフルーツの実がなる収穫期間は比較的長いのですが、環境や状況次第では実が付きにくいので、1花1花を大事に確実に受粉するのがいいでしょう。

真夏は花がつきにくい

パッションンフルーツは主に亜熱帯地方原産の植物ですが涼しい高地での品種も多くあります。

暑さには強いようなイメージがありますが、実はそれほど暑さに強いわけではありません!

なので、気温が30度を超す猛暑が続くと、花や実を付けなくなる高温障害になったりする事があります。

梅雨・雨の時の受粉は難しい

受粉に最も影響を与えるのが雨です。雨天時にも受粉をしたいのであれば、なんらかの雨天対策を取る必要があります。

1日花は受粉しやすい?

パッションフルーツの花はとても綺麗なのですが、残念ながら1日花なのですぐしぼんでしまいます。

しかし、見つけた花は今日新しく咲いた花になるので1つ1つ確実に受粉すればいいだけなのです。

数日咲くような花だと既に花粉を付けた花と混同しやすいですが、1日花はその点間違いにくいので受粉しやすいとも言えます。

雄しべから直接雌しべに受粉する

雄しべから一旦綿棒などに花粉を付けた後に雌しべに受粉していましたが、雄しべをちぎって直接雌しべに花粉を受粉してもいいのです。

綿棒などに花粉がつきにくい場合などは、直接受粉してみましょう。

あとがき

パッションフルーツは品種により実の大きさも40g〜150gとかなり幅があります。実も熟すと紫になるものや黄色く色づく品種もあります。

多年草の植物なので越冬させる事ができれば十分に大きく太く育ち、1つの苗で数百個を実らせているプロの農家もあります。

通常は20個から30個も実をつければ大成功と呼べるでしょうが、上手に育てながら確実に人工受粉をしないと厳しい数字だと思います。

取れた実は熟せば甘酸っぱく、プチプチしていてかなり美味しいです。

人工受粉をして、なるべくたくさんの実を収穫しましょう。

育て方

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