ゴーヤの肥料

公開日: : 最終更新日:2014/06/05

ゴーヤは大きく成長するのに肥料をとにかく必要とします。

露地植えで7メートル、プランターで5メートル以上に育てた我が家で実際に使っているおすすめの肥料をご紹介します。

ゴーヤの肥料は何が良いのか?肥料選びの参考にどうぞ。

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牛糞

乾燥した牛糞や熟成された牛糞、牛糞堆肥などがあります。単純に乾燥させただけの牛糞もあれば、オガ屑などを混ぜてあるものもあります。

肥料よりも土壌改良、堆肥(厩肥)として使われる事も多く、我が家では乾燥した牛糞を、土替わりに元の土と混ぜて使用しています。混ぜる割合は2割程度が無難です。

若干の肥料の入った土という認識でもいいかもしれません。なので、他の肥料を合わせて使う前提で使用します。

牛糞は初心者にも比較的扱いやすいのでおすすめです。元肥は少なめでも、追肥をしっかりと行う事で十分な成長を見込めます。

我が家では2012年と2013年は牛糞ベースでゴーヤを育てましたが、成功と呼べる緑のカーテンの茂り具合と実を得る事ができました。

牛糞は動物性有機質の有機肥料に分類されます。

牛糞を使うならば知っておきたい注意点

匂いのまだある牛糞は肥料成分も若干あったりしますが、有機肥料は発酵、腐敗しやすいのでガスを発生させたりもします。乾燥した牛糞は匂いもほとんどなく、あまり肥料成分を含んではいないとされています。

牛糞は肥料としての効果はそれほどないのですが、まったくないわけでなく、牛糞堆肥として売られているものの中には、肥料の三要素である、窒素、リン酸、カリウムを1%〜2%含むものもあります。

土壌改良に大量に使いすぎれば、窒素が多くなりすぎたりもするので、育てる野菜によっては発芽に悪影響がでたりもします。

鶏糞

昔から肥料として使用されてきた鶏糞は良質な肥料です。肥料成分も高く、肥料の三要素である窒素3%、リン酸5%、カリウム5%程度を含みます。ただ、乾燥していない鶏糞はかなり臭います。

鶏糞は動物性有機質の有機肥料に分類されます。鶏糞さえあれば他の肥料はいらない!と言われる程、栄養バランスに優れていて、有機肥料の中では即効性があり、安価に手に入るので多用したくなるところですが、鶏糞はプロ・玄人向きな肥料でもあります。

鶏糞を使うならば知っておきたい注意点

鶏糞は石灰分を含むので、pH8前後のアルカリ性があります。この為、無計画に撒いたり、石灰窒素などと一緒に使用してしまうと、土壌が強いアルカリ性になってしまい、植物が育た無くなってしまうのです。

ムクドリや鳩が車の上に糞をしたりしますよね。。塗装が剥げてしまったりするのは糞に含まれる性質が原因だったりするのです。

他にも、鶏糞などの有機肥料は、腐敗、発酵しやすいので植物の成長を妨げるガスを発生させたり、虫が発生したりもします。このあたりが有機野菜作りの難しいところでもあります。

元肥として使用する場合は、土と混ぜて2週間以上、できれば1、2ヶ月程土を寝かせます。

元肥としても使用出来ますが、土と薄く混ぜて水を撒くことで即効性が高くなるので、追肥に使用しても効果的です。

鶏糞は使い方によってはとても有用な有機肥料なのですが、化成肥料と比べると扱いづらい面も多い肥料です。

油かす

菜種を原料とした物が多く、油を絞り採った残りが油かすとして使用されています。粒状タイプのものと固形タイプのものがあります。

油粕は昔から肥料として使用されている良質な肥料です。肥料成分は、肥料の三要素である窒素5%、リン酸2%、カリウム1%、程度が含まれています。

油粕は植物性有機質の有機肥料に分類されます。土に混ぜてから肥料としての効果を発揮するまでには1,2週間程かかります。

油かすを使うならば知っておきたい注意点

油かすは有用な肥料なのですが、分解され肥料としての効果が出るまでにも時間がかかるので、追肥などで使用する場合、即効性は期待できません。

また、油粕などの有機肥料は腐敗、発酵しやすいので植物の成長を妨げるガスを発生させたりします。地表面近くに撒いたりするとコバエなどやっかいな虫が寄ってきたりする原因にもなります。

腐葉土

腐葉土は読んで字のごとく、腐った葉っぱや枝、朽木などが微生物に分解されて土状になったもののことです。肥料成分は少ないのですが、良質な堆肥となる有機肥料です。

土壌改良に使われる事が多く、水はけも良くなります。森などの自然な環境で発酵されるには数年かかりますが、人工的に発酵させたものも出回っています。

最近では値段も跳ね上がっている傾向があります。肥料成分が少ないとは言え、肥料の三要素では、窒素が多く含まれますが、土がわりにいくら混ぜても良いくらい使いやすい有機資材です。

我が家では土壌改良に、土と4割程混ぜて使っていました。腐葉土は初心者にも扱いやすいのでおすすめです。

腐葉土を使うならば知っておきたい注意点

腐葉土に関しては特筆すべき注意点はないのですが、自然の腐葉土は成分に偏りがあるものが多く、人工的な腐葉土は成分調整してあるものがあります。

化成肥料

化学的に作られた肥料で、肥料の三要素の内、2種類以上含むものを化成肥料と言います。肥料の三要素、窒素、リン酸、カリウムを8-8-8と言った具合に表記します。

化成肥料には高度化成と低度化成(普通化成)があり、三要素の合計が30以上のものを高度化成、それ未満の物を低度化成と呼びます。

この表記の数字は%(パーセント)を表していて、例えば、よく使用される低度化成8-8-8を100g撒いたとすれば、肥料の三要素、窒素、リン酸、カリウムをそれぞれ8gづつ撒いたことになります。

三要素のうち、単一の成分だけの物を単肥と呼びます。尿素、石灰窒素、など無機肥料や1つの成分しか含まない意味でも単肥と呼びます。

化成肥料は家庭菜園ではもとより、農家でも現在では当たり前に使われるありふれた肥料となっています。

有機肥料の様々な難点をカバーし、即効性があり、誰にでも分かりやすくバランスよく肥料を与える事ができるので、よほど有機農業、有機野菜に拘らなければ、使った方が圧倒的に楽に安定して野菜などを育てる事ができます。

我が家でも2012年、2013年は普通化成8-8-8を使用しています。

化成肥料を使うならば知っておきたい注意点

化成肥料は水に溶けやすく、地下水などを汚染したり環境への影響があります。また、人体への悪影響として発がん性の原因とされる事もあります。

また製造する為に必要な資源的な問題も抱えていたりします。

しかし、有機栽培が必ずしも安全とも言い切れない面ありますし、プロの農家でも人的労力不足やコストの面からも、化成肥料に頼らざる得ない状況があるのも事実です。

土壌改良剤など

様々な土壌改良剤が販売されていたりしますが、我が家で使っているの物は以下のようなものです。

苦土石灰

土壌改良、土壌調整の定番です。土壌改良には、カルシウム(石灰)マグネシウム(苦土)が使われます。肥料の三要素に、カルシウム、マグネシウムを合わせて、肥料の五要素と呼ばれます。

カルシウムは土壌pHの調整に使われます。日本の土壌はだいたい酸性ですが、野菜の多くはpH6.0〜7.5の弱酸性から中性、弱アルカリ性の土壌を好むので、土壌の状態により調整してあげる必要があります。

マグネシウムは植物が光合成を行う為の葉緑素の形成に欠かせないのです。

アクアリフトS

数種類のバクテリアを組み合わせた製品です。連作障害や病害対策にも効果があり、通気性の良い団粒状の土になるので、作物の色艶が良くなり安定した収穫が望めるのです。高めでしたが買ってよかったおすすめの製品です。

ハイポネックス

ちょっと肥料をあげたい時に液肥は使い勝手も良くとても重宝します。昔からある有名な製品です。

万田酵素

植物の活性化、収穫量の増加、品質の向上、台風被害などからの障害回復力の増強、日持ちの向上が期待できる有名な製品です。今年から使用していきます。

肥料の三要素

一般的に植物が成長するのに必要な元素は16ありますが、その中でも多量に必要で特に重要な栄養素が、窒素、リン酸、カリウム、で肥料の三要素と呼ばれます。

育てたい植物の成長段階において、これらの要素を適切に与える事で、大きな実をならせたり、たくさんの葉を茂らせたり、十分に根を張らせたり、成長を促すことができるのです。

窒素

窒素は、特に葉の成長に有効な要素で、葉肥(はごえ)とも呼ばれます。

リン酸

リン酸は、特に花や実の成長に有効な要素で、実肥(みごえ)、花肥(はなごえ)とも呼ばれます。

カリウム

カリウムは、特に根の成長に有効な要素で、根肥(ねごえ)とも呼ばれます。

あとがき

ゴーヤのみならず、一般的な野菜や植物を育てる上での肥料選びの参考にもなるように書きました。

たくさんの種類がある肥料、堆肥のほんのごく一部ですが、我が家で使っている肥料をご紹介しました。

肥料や土作りは非常に奥が深く、人によって解釈の違いなどもあるので、説明するのが難しいところなのです。

特に有機肥料を使った有機野菜を作るのがいかに困難かというのは、肥料に関して少し触れてみただけでも分かりやすいですね。

よほどバランスの取れた肥料選びと土作りができなければ、化成肥料を用いるのが無難です。

ただ、家庭菜園は自由が効きますから、なるべく有機肥料のみで頑張ってみるのもいいと思います。

無農薬で作るだけでも十分においしい野菜ができたりしますからね。

いかがでしたでしょうか、参考になれば幸いです。

ゴーヤの育て方

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