激安サーバーをパソコンとして使う

公開日: : 最終更新日:2016/06/15

高いパソコンを買う前に!是非とも知っておきたい安くパソコンを手に入れる方法があります。

激安で販売されているサーバーをPC(パソコン)として使用することで、用途によってはものすごい安くパソコンを手にすることができるのでおすすめです。

知っている人にとっては常識でも、知らない人にとっては非常識?自作でPCを1から作るよりもお得だったりするのです。

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サーバーとパソコン

サーバー内部とモニター

スマホや携帯電話の普及と進化は凄まじく、こういったブログに訪れる訪問者も年々モバイル率が上がっています。数年前では1,2割だったのに今では半数はモバイルからのアクセスです。

パソコンが普及し始めた頃と比べると随分と様変わりしましたけど、携帯端末で全てを賄うことはできないので、まだまだパソコンも必需品です。

ただ、仕事などで使う用途以外で、パソコンを使わなくてもモバイル端末で事足りてしまうことも多いわけです。

パソコンの存在意義

一昔前ならば、パソコンを買うとなれば10万円以上、メーカー製なら20万以上も当たり前!な時代でしたが、今では10万円代のPCはメーカー製でもかなりの高性能機種です。

数年前は円高の影響で、PCを購入するのには一番安く手に入れられた時期でしたが、最近は円安なので、だいたい1.5倍くらい値段が上がっています。

モバイル端末の進化と普及も伴って、パソコン市場は縮小するばかりですし、実際のところパソコンにそれほどお金をかけなくなった人が大半でしょう。

サーバーってなに?

サーバーとは…などとこのブログで詳しく解説するつもりはないのですが、情報処理技術にあまり詳しくない人でも名前くらいは知っていたり、だいたいイメージはできる人も多いことでしょう。

最近ではホームサーバーとしてNASを導入している方も相当に増えたでしょうから、ファイルサーバーやメディアサーバーとして使っている方も多いはずです。

よくわからない方のために、少しだけ補足すると、クライアントサーバーモデルでの用語で、クライアントからの要求に対して、何かしらのサービスを返す機器、またはソフトです。

こういうIT用語は、説明の説明が欲しい!と専門書やネットで調べて思った方がいったいどれだけいるのでしょうか。

噛み砕いて説明すると、複数の端末(PC・モバイル)から、ある一定の処理(WEBサーバー、ファイル管理や動画配信等など)に特化したコンピューターとでも言えばいいでしょうか。

一番の例はあなたが今見ているこのブログも、パソコンやスマホと言ったクライアント端末から、企業が提供するWEBサーバーを通して見ているわけです。

パソコンとサーバーの違い

元々サーバーは企業が購入するような高額でとても今のように一個人で所有できるようなものではなく、長期間電源切らず24時間稼働するよう設計されたものです。

今ではパソコンの高性能化、低価格化で、パソコンをサーバーとして使う事も出来るわけですが、基本的にサーバーとして設計された物は、電源を落とさず長期稼働できる高信頼性がある製品なのです。

基本的にサーバーはパソコンのように汎用的な使い方をするようには作られてはいないので、音がでない(音声出力がない)といった市販のパソコンでは考えられないような構成で販売されていたりもするのです。

サーバーをパソコンに転用する

現在でも高性能なサーバーは高額で販売されていますが、昔と違って小規模オフィス用途として安いサーバーも販売されるようになりました。

一昔前のパソコン並の値段で販売されている物も多いですが、一般的なパソコンよりも安い値段で販売されている激安サーバーというものがあります。

サーバーなのにパソコンより安いというとなんだか不思議ですが、パソコンの高性能化でワークステーションやサーバーもどんどんパソコンで代用できるようになってきたので、もはやなんでもありなのです。

そんな激安サーバーの中にはそのままパソコンとして使用できたり、少し増設するだけでパソコンとしてなんの問題もない使用ができるものもあるのです。

パソコンの用途

仕事用ならともかく、趣味で高機能なパソコンが必要な人というのは実際のところごく一部です。スマホの普及でも分かりますが、大抵の人に取ってはパソコンでやりたいことの大半はスマホなどで代用できるのです。

激安サーバーは性能がそれほど高くないケースも多いですが、一般的な使い方においては必要十分だったりします。安いパソコンと言っても今でもそこそこ値段がするのですが、性能からいうと激安サーバーと変わらないものも多いのです。

大半の方にとっては以下のような使い方が大半なのではないでしょうか。

  • Webページ閲覧(調べ物や買い物)
  • メール
  • youtube動画
  • TwitterやLINEといったコミュニケーションツール
  • WordやExcelでの文書作成
  • ゲーム
  • 映画・音楽視聴

こういった用途の大半は、高性能化した今のパソコンであれば、最低限クラスのものでも十分事足ります。

ただ、ゲームや動画に関しては、高解像度でスムーズに快適に使いたいとなれば、それなりのスペックが要求されます。

そういったケースでもビデオカードを増設する事で対応できたりもするので、基本となるベースを激安サーバーで賄えば、必要十分なパソコンが安く手に入ってしまうのです。

人気の激安サーバー

さて、前置きが大分長くなりましたが、ここからが本題です。

現在販売中のものや過去に販売されていた、買わなきゃ損!な激安サーバーをご紹介したいと思います。

NEC Express5800/S70

サーバーにグラボを増設

一部ネットでは自作泣かせとして知られ、NECが販売していた激安のサーバーです。通称は鼻毛鯖と呼ばれていて、これはセットで鼻毛カッターがついてくる事からこう言われていました。

当時でも型落ちのLGA1156を採用していたため、sandy bridge以降のCPUが載せられはしないものの、サーバー用途(ワークステーション)として設計されたケースや電源その他のパーツは一流企業NEC製の高品質な製品でした。

OSこそ付属しませんが、何もしなくてもそのままパソコンに転用できるハードなので、普段使いには十分過ぎる性能を持っていました。

残念ながら現在では販売終了し、購入することは出来ません。

細かなマイナーバージョンアップが行われている為、型番のタイプによって多少構成や価格は変わります。

定価は7万円超しますが、実売は9980円〜16800円程度で、最安値は1万円を切るという驚きの衝撃価格を実現していました。

円安の現在では考えられないような破格だったので、後継機種の再販が望まれるわけですが、NECは激安サーバーから撤退した模様です。

シェア拡大や在庫処分の為に安かったと言われていますが、ある意味激安サーバーの代名詞的な伝説のサーバーです。

富士通 PRIMERGY TX100

現在でも一部で購入可能な激安サーバーには、富士通製の製品もあります。マイナーバージョンアップされていてS1、S2、S3とタイプはいくつかありますが、新しいS3はまだ在庫が多少あるようです。

OSレスタイプや、HDDレスタイプ、CPUも高性能なXeonを搭載した機種も存在するのですが、CPUにCeleron G530やPentium G620を搭載した機種はかなり低価格です。

セール時期や搭載しているCPUなどによってかなり変わりますが、価格は、実売8000円〜19800円程度で、概ね1万円前後で販売されていました。但し、Xeon搭載機種は3万円以上しますが高性能なXeonとしては割安です。

ただ現在では手頃なCPUを搭載したタイプはあまり販売されているのを見かけないので、入手は困難な部類です。

また、PRIMERGYシリーズは標準では音声出力がついていません!なので、サウンドカードなどを追加しないと音がでないのです。ただ、サウンドカードなどは比較的安いパーツなので、多少の出費で済みます。

富士通 PRIMERGY MX130 S2

現在でも入手がしやすい機種としては、同じく富士通製のPRIMERGY MX130があります。こちらは上記の2機種と比べると手に入れやすく価格も15,000円前後と割安です。

数年前の円高当時では1万円を切る9000円代での販売もされていたのですが、円安に伴う物価の上昇に影響されて現在では1.5倍近くになっていますが、それを含めても格安と言えます。

ただし、このMX130も標準では音声出力がついていません!なので、サウンドカードなどを追加しないと音がでないのです。

特売品などを除けば、現在常時入手可能な激安サーバーの中で、もっともパソコンとしての転用がしやすく、値段も安くて人気の製品です。

富士通 PRIMERGY TX1310 M1

前述の富士通 PRIMERGY TX100の後継機種とも言われている富士通 PRIMERGY TX1310 M1は現在入手可能な機種の中でも、新しいHaswell世代のCPUが搭載できるLGA1150の機種です。

搭載するCPUやセール時期によって価格は変動しますが、CPUにPentiumG3420(3.20GHz/2コア/3MB)を搭載したタイプが、実売19800円〜22800円で販売されています。若干今までの機種と比べると高価ですが、それでもHaswell世代としては安く、上記の機種と比べても性能は最も良いです。

CPUのPentiumG3420の単体販売価格は現在8000円前後するので、どれだけお得なのかがお分かりかと思います。高価なIntel製C226チップセットも搭載しています。

ただし、このTX1310も標準では音声出力がついていません!なので、サウンドカードなどを追加しないと音がでないのです。

現在入手可能な中で、最も高性能な激安サーバーの1つです。

HP ProLiant MicroServer Turion II NEO N5

HP(ヒューレット・パッカード)製のサーバーで、パソコンへの転用用途でも使えなくはないですが、主にNASとして人気のある機種です。

家庭用のメディアサーバー、ファイルサーバーとしてファイルを集中管理できるNASの需要は年々増しています。一元管理することは、バックアップなどの保守を容易にします。

HDDを最大4台も搭載できる上、標準でメモリーも4GB付属しているので十分な性能があります。

NASを販売しているメーカーは国内外含めて多数ありますが、値段はそれなりに高価です。ちょっとしたパソコンを購入するよりも高価だったりするケースもあります。

OSに無料のUbuntuやFreeNASなどを使用することで、インストールや設定の手間はかかるものの、安くNASを手に入れることが出来ます。

価格は長らく12800円くらいで安定して販売されていましたが、円安の影響で春辺りから16000円前後で推移しています。

パソコン用途では少々CPUも非力ですが、NAS用途としては消費電力も少なめで、コンパクトなので人気があります。

サーバをパソコン転用する難点

サーバーの背面

サーバーをパソコンに転用する場合の難点も抑えて置かなければいけません。

自作PCほどの自由度はない

メーカー製品全般に言えることですが、メーカーが製造するサーバー(パソコン)は、汎用的な造りにはなっていない事も多く、増設や改造がしにくかったりします。

特にサーバー用途で設計されているので、マザーボードや電源、搭載可能なメモリーが特殊だったりするケースもあります。

下手にイジると高くつく

こういった激安製品に多くを求めてはいけません。使用用途を限定して、なるべく標準構成で使うのが最もコスパがいいのです。

増設するとしても、メモリーやビデオカードあたりであれば、効果は大きいので、増設する意義もあります。ただ、高性能なビデオカードなどは電源の容量(W)も影響するので、電源交換などをしようとすると機種によっては大変です。

無料OSも視野にいれる

激安サーバーでは基本的にOS無しのモデルを安く購入する前提です。むしろその方が手持ちのOSなどが使えて便利なのですが、市販のパソコンだと大抵バンドルされているのが普通なので、それに慣れていると違和感があるかもしれません。

基本的に安く済ませようとすれば、OS代もばかになりません。せっかくハードが安く手に入っても、WindowsのOSは1万円くらいはします。

どうしてもOSはWindowsでなきゃいやだ!となれば、DSP版のWindows7か8.1あたりを入れることになりますが、とことん安く済ませるのなら無料OSを選択する手もあります。

Windowsでなければできないアプリや機能を使いたければWindowsを使うしかありませんが、インターネットやメール、動画再生など大抵の作業は無料OSでも問題なくできます。

おすすめの無料OSはUbuntuが有名です。XPのサポート切れで多くの需要が生まれ、知っている方も随分増えたとは思いますが、無料とは思えない程多機能なOSなのです。

UbuntuとWindowsのデュアル環境にもできるので、無料OSを試してみて、自分に合わなければ後からWindowsを購入するのも手です。

あとがき

DIYとしてPC関連の話題を取り扱うのはブログ引っ越し以来ですが、自作PCもDIYと言えばDIYですし、増設とかに関してもDIYと言えなくもありません。

本当は個別のブログを作ったほうがいいのですけど、別ブログを立ち上げてまで本格的に書く気は今のところないので、変わり種の記事として、ま〜いいかな…と投稿しちゃいました。

NEC Express5800/S70 PJ + Ubuntu

私は、以前購入したNEC Express5800/S70 タイプPJにUbuntu 14.04入れて使っています。Ubuntu 10.04あたりから使っているのでもうかれこれ3年以上は経ったかも知れません。

この記事も実は格安サーバーで書いているので、ブログ作りにも十分に使えているのです。

また、UbuntuはLinuxなので開発環境としてもとても優秀です。プログラムを書いたり、Webサーバーやデータベースを構築したりも出来ます。

Linuxはマルチメディア関連に関してはかなり弱いので、動画編集とかにはあまり向きません。ただ、簡単な画像加工あたりであれば出来てしまうのです。

自作PCは…

DIYブログとしても自作PCも作りたいところなのです。ケースはあれにしてマザーボードは〜と選ぶのも楽しいですからね。いっそのこと木製フレームのPCを完全自作…とか、でも熱伝導率ではやっぱりアルミかなとか。

ただ、普段使いとしては今のPCもといサーバーでも十分なので、作るとすれば相当高性能な構成で組むと思います。

その時にはまた色々と記事にもしたいと思います。

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