【ゴーヤ】緑のカーテンネットの張り方 〜構想編〜
公開日:
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最終更新日:2014/05/13
プランター、地植えに関わらず使用可能な汎用的な構造を模索します。
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現状のネットの張り方
現時点ではゴーヤカーテンのネットの張り方として、2つのパターンを記事にしています。
- 手すりと敷地境界の柵を利用した、建具を生かしたネットの張り方、横方向への延長方法。
- イレクターの棚を利用したネットの張り方
上記の方法は、あくまで自分の環境下に適した選択なので、同じような環境の方でなければ、適用できない方も多いと思うわけです。
ゴーヤカーテンの枠組み構想
我が家では現状の張り方以外にも、手すりもイレクターの棚も無い状態で、ゴーヤのネットを張りたいと考えている場所があります。
この場合、私が単純に考えつくゴーヤカーテンの枠組みとしては、以下の2タイプです。
- 独立型ゴーヤカーテンの枠組み
- 立て掛け型のゴーヤカーテンの枠組み
何もないところに何にも依存しない、独立型のゴーヤカーテン用の枠組みができれば、作る場所を選ばない万能タイプと言えるでしょう。
しかし、ゴーヤカーテンを作る場所というのは、更地にポツンと作るパターンは少ないと思われ、窓などに降り注ぐ夏の日差しを遮断したいという目的で作る方が多いと思うわけです。少なくとも我が家のニーズはそこにあります。
そういう前提で考えれば、完全に独立型で無くとも、立て掛けタイプのゴーヤカーテンの枠組みでも、十分用途に足りると言えます。
ベランダでプランターを使ったゴーヤカーテンを作られる方も多いと思います。
上記の方法はベランダでも勿論使用可能ですが、物干し竿や、ベランダの柵を利用したネットの張り方が考えられます。
しかし、今年我が家はベランダでのゴーヤ栽培はしていないので、ベランダ特有の建具などを使用した方法については詳しく触れません。
独立型か立て掛け型か
独立型と立て掛け型、どちらがDIY難易度が高いか?というと間違いなく独立型です。
2M以上の高さを持つのが普通ですから、しっかりとした構造にしなければなりません。
また、制作費用的な面でも独立型の方がより多くの資材を使用する事になるのは明白なので、高くなります。
我が家のケースで言えば、カーテンを設置したい窓のある壁に、立て掛けるタイプの枠組みを選択するのが無難と言えます。
材質選び
私の基本的な方針としては、なるべく安くです。。><
とは言え、いくら安くても強度的に不安定な物も作りたくはありませんので、まずは作る材料・素材選びを考えます。
以下に思いついた素材と考察をざっと羅列してみます。
- 木材
- diyをメインとして扱うブログでもありますから(一応)木材を利用したいという思いは当初からありました。しかし、屋外で使用できる木材は限られますし、高耐久性を求めるとそれだけ費用の桁が上がってしまいます。。一応参考までに屋外使用可能な木材の一部を載せておきます。
- WRC
- 防腐剤注入済みSPF
- 桧芯材
- 杉芯材
- ウリン・・などのハードウッド
- 竹
- 柔軟なしなりと軽量さを併せ持つ自然素材です。小さいものは比較的安く簡単に手に入りますが、大きな竹となる高額であったり入手に困るかもしれません。加工難易度は少々高めで、扱いに注意しないと大怪我をしかねません。
- 園芸用支柱
- その名の通り、園芸用に作られているので最も無難な選択と言えるものです。値段も比較的安価な物も多く、用途に合わせたセット商品も数多くあります。
- アルミパイプ
- 鉄の1/3程の重量で軽く、柔らかい材質なので加工もしやすく、アルマイト加工でサビに強いので、多くの建材で使用されています。しかし、ゴーヤカーテン用としては価格が高くなりすぎるように思えます。
- 鉄パイプ、単管パイプ
- 建築用の足場に使用されている頑丈な枠組みが組め、比較的安価です。しかし、強度的にはオーバースペック過ぎるのと、価格もゴーヤカーテン用としては高めになります。ただ、独立型で組むのであれば有力候補かもしれません。
- イレクター
- サビ防止加工された鉄パイプで、DIYでも使い勝手の良さで知られています。我が家でも棚に使用していますし、その組み立てのしやすさやパターンの多さ、強度的にも信頼ある製品です。しかし、値段はかなり跳ね上がるのは否めません。独立型で組むのであれば、最有力候補かもしれません。
- 農業用資材
- プロの農家向けの専門資材です。実績、品質は疑うべくもありませんが、素人が入手する経路は限られます。価格、性能ともにピンキリです。
他にもあるでしょうが、このくらい挙げれば十分でしょうか。
要求性能・機能あれこれ
材質選びはとりあえず置いておきまして、求めるものは以下のようなものです。
- ゴーヤカーテンの高さ(全長)は3M程は確保したい。
- プランター・地植え、を問わない、どちらにも共用できる構造が望ましい。
- 幅の延長などの拡張性が高い事。
- 防風対策も可能な構造である事。
- 立て掛けタイプでありながら、なるべく独立型に近い構造である事。
- 屋外の厳しい環境の中で、ある程度の期間(数年以上)再利用が可能な事。
- なるべく頑丈な構造である事。
- 激安とはいかないまでも、コストパフォーマンスが高いと思える程に安価である事。
- 設置したカーテンの下を人が通れるくらいのスペースが確保できる事。
- 使用しない時は分解可能な事。
はい、、望み過ぎですね。><
プロトタイプの作成
現時点では既にプロトタイプと言えるようなものを作成中です。
このところは、これらの買い出しや作成に時間の大半を取られていたりします。
私は自分で実施試験とは言い過ぎですが、ある程度の期間、自身で使用してから記事にしたいという思いがあります。
それは、記事にした後に、重大な問題点を発見するような可能性をなるべく低くしたいからです。
それゆえ、忘れかけていたカテゴリーに構想っていうのがあったな〜・・と思いだしたわけなのです。><
現在のところ、以下の2点を作成中です。
- 防風対策済立て掛け型ゴーヤカーテンのネット張り用枠組み
- 後付け可能な防風ネット用枠組み
この記事では前者について述べてきましたが、後者は既存のゴーヤカーテンに、防風ネットを張るための枠組みです。
あとがき
本来なら、もっと早めに作っていたはずなのですが、その予定地というのが一部記事でも紹介した、要除草・伐採の荒れ果てたところだったのです・・。
長期戦覚悟の除草・伐採作業でしたが、想像以上の重労働で、正直なところ参りました。。
2ヶ月余りをかけてようやく目処が立ちそうな状態になってきたのですが、この記事執筆時点ではまだ完全には完了していません。
さらに、土壌改良も行う予定なので、しばらくは忙しい日々が続きそうです。
それらの作業が終わった後に、枠組みを完全な形で組み上げ、そしてようやく苗植えとなるわけですから、相当遅い時期になります。
しかし、長期戦を覚悟した時から、この場所に植えるゴーヤは残暑対策に目的がシフトしています。
植える予定の苗も、種から育てたものになりますから、今までとは少し違った楽しみもあるわけです。
なるべく早い内に記事にできたらと考えていますが、進捗具合と気力の残量に左右されるので、気長にお待ち下さい。。
追記:2014.4.26
構想から実現へ。頑丈なゴーヤネットの張り方・枠組みの作り方
新しいネットの張り方の記事を書きました。こちらも参考になるかもしれません。