風呂場二重窓をDIY
公開日:
:
最終更新日:2015/02/16
以前DIYで作った風呂場の二重窓についてご紹介しました。しかし、その記事でも触れたように風呂場の二重窓は少々不都合を感じる部分がありましたので、その改修作業を行った様子を今回は載せたいと思います。
一から作成の仕方というわけではないですが、構造や作る方法というのは大差がありませんので、新しく作りたいという方も参考になると思います。
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自作した二重窓の改良
今回の主な作業は以下のようなものです。
- 風呂場の二重窓が常温では枠にぴったり過ぎた為、入浴時の熱気で窓が暖かくなると膨張してしまい、少々撓んでしまうのを調整したい。
- 風呂場の二重窓の両サイドを隙間テープからプラスティック製の枠に変更したい。
以上、上記のような調整および改修作業ですが、実際の作業時間は30分程という非常に軽度の作業でした。むしろこの記事を書く方が時間がかかっています…。
改修作業前の外した二重窓

プラスティック製の両サイドの枠が上下ガラス戸レールに接触しない程度に短かめにしています。今回はこのアルミテープが貼ってある部分を削って適切な長さに調整するのです。
準備した素材

用意した改修材料となるものは以下のようなものです。
- プラスティック製の枠@80円
- 二重窓両サイドを覆う為のものを適当にホームセンターで漁りました。
- 両面テープ@198円
- プラスティックや粘着しにくいポリプロピレンにも粘着する水に強いタイプのもの。
- アルミテープ@100円
- 100円均一で購入した安いものです。
二重窓を微調整

今回は2mm〜3mm削るということでカンナを使用しました。写真に載っている細い糸上のが削れたポリカ屑です。
二重窓の素材はアクリサンデー社のポリカ製品であるハモニカーボを使用しています。

カンナで削った糸状のポリカ屑。何度か調整しながらカンナがけしましたが、1mm以下の細さで削れています。
アルミテープを張る

適切な幅にアルミテープをカット

カットしたアルミテープをポリカに張り付けています

アルミテープが綺麗に張れました!
本来は中空構造の隙間にゴミなどが入らないように中空部分の両端をアルミテープで塞ぐ目的で使用します。
中空構造の方向が風呂場の二重窓の場合横に入っているので、上部には貼らなくても良かったりするのですが、ガラス戸レールの滑りを良くする為一応貼っています。
枠に取り付ける
改修し終わったポリカ二重窓と隙間風防止用の枠を取り付けます。

プラスティックの枠は両面テープをペタっと貼って適当な位置に付けました。削った二重窓のサイズも大きからず小さからずなかなか良い感じになりました。
この補修作業で密閉性もアップしました!
ポリカのカット方法
微妙な調整が必要だったので、カンナで調整してしまいましたが、新規でポリカをカットするのであれば、いくつかの方法があります。
カッターナイフで切る
カットはカッターナイフでも出来ますが、うまくやらないと結構ギザギザになったりするので慎重に作業を行いましょう。
ノコギリで切る
ノコギリを使うのも手です。ゼットソー265の普通のノコギリ刃でも切れなくはないですが、ポリカ素材用の刃も売っているので試してみるといいかもしれません。
万能ハサミで切る
大型の万能ハサミなどでポリカをそのまま切ってしまう方法もあります。
大型パネルソーで切ってもらう
ホームセンターなどで材料のポリカを購入し、大型パネルソーによるカットサービスを利用できる場合、切断面は綺麗に切れます。カットはある程度の誤差がある事が多いですが、利用してみるのも手です。
ホームセンターのパネルソーで大まかなサイズに切ってもらい、サイズが合わないようなら、自宅でカンナなどを使って微調整してもいいと思います。
二重窓の断熱性の高さ
二重窓は断熱効果にとても優れていて、自作でもできてしまうので、とてもおすすめです。
特に窓からくる冷気は相当なものなので、窓を断熱してしまえば寒気を相当防ぐことがで来ます。
浴室乾燥機を付ける手もありますが、まずは二重窓を試しに作ってみてはいかがでしょうか?
機密性が高くなるので、体感温度が全然違いますよ!
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