アップルゴーヤの摘心
公開日:
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最終更新日:2014/07/03

2014年6月3日 アップルゴーヤの摘心をしました。大きく育てば1kg程にまで大きくなるアップルゴーヤは新品種のゴーヤです。
ゴーヤは摘心をすることで子ヅルがよく伸びるので大きなゴーヤカーテンを育てるポイントになります。
たくさんの写真を載せて分かりやすく摘心のやり方とその効果を説明します。
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アップルゴーヤの摘心
なぜ摘心をするのか?
アップルゴーヤに限らずゴーヤは子ヅル孫ヅルに実をつけやすいのです。親ヅルを摘心することで脇芽が生えやすくなります。
親ヅルの摘心を行わなくても子ヅルはある程度生えてくるものなのですが、親ヅルの成長が止められてしまう事でより良く子ヅルが成長するのは植物の生命力の強さを感じますね。
ゴーヤ以外にも多くの野菜で摘心はよく行われています。
摘心のポイント
ゴーヤの摘心をするポイント、目安は以下のようになります。
- 本葉の枚数を目安に摘心
- 本葉の数が5枚前後の位置で親ヅルを摘心します。
- 親ヅルの長さを目安に摘心
- 親ヅルの長さ(高さ)が80cm〜100cm(1M)付近の位置で親ヅルを摘心します。
摘心の注意点
ゴーヤは根本付近から、双葉、初生葉(丸い形)、本葉と成長するに従って葉っぱを生やします。
双葉は小さいので一目瞭然ですが、丸い形の初生葉と本葉は形が違うので、本場の枚数を数える時には間違えないように注意しましょう。
またよほど極端な事をしない限り、絶対に本葉5枚で摘心しなければならないということではありませんし、1メートルピッタリで摘心しなければならないわけでもありません。
アップルゴーヤの摘心の方法
アップルゴーヤの摘心には、親ヅルを1メートル付近で摘心する方法を行いました。
親ヅルの先端をハサミで切る

4月末日に植えてから約1ヶ月程で塀の上端付近までアップルゴーヤが伸びてきました。

ハサミでアップルゴーヤの親ヅルの先端をカットします。


簡単に摘心できました。

かわいそうな気もしますが更なる成長の為の犠牲なのです。
アップルゴーヤの摘心の効果
摘心をしても子ヅルが生えて来なかったら?と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、ゴーヤは強い植物なのです。
次々に子ヅルが生えてくる

6月18日、摘心をしてから約2週間が経ちましたが、綺麗にほぼ横並びに子ヅルが生えてきています。

近寄って見てみると蔓も太くこれからどんどん伸びていく気がしますね。
摘心成功

6月30日、随分とアップルゴーヤも伸びてきました。今年は早めの梅雨入りだったのですが、ぐんぐんと成長著しいです。
苗の丈はこの時点で2メートルを軽く越えてきています。
摘心後の成長に向けて
摘心の効果が現れだしゴーヤが成長していくのは嬉しいものですが、これからさらなる成長にむけて色々やっておいた方がいいことがたくさんあります。
ゴーヤは成長するにつれて大量の肥料と水、そして太陽の光を必要とします。詳しくは個別記事を見ていただくとして少し抜粋しておきます。
梅雨時期の注意点
梅雨なので水に困ることはあまりありませんが、逆にこの時期は根腐れや病気の方を心配するべきです。
ゴーヤは虫や病気にもかなり強いですが、木酢液などを撒いておくと安心感が増します。
追肥
苗の丈が2メートルを超えたとは言えまだまだゴーヤは成長します。追肥も1月〜2週間おきに欠かさないようにしましょう。
摘花
ある程度育ってくるとゴーヤは花を持ちはじめます。最初の頃は雄花が大半ですが、雌花も咲きます。
成長段階で花や実をつけるとそちらに栄養が行ってしまうのでこれを止めるために、摘花を行います。
あとがき
既にかなりゴーヤの摘心の記事は書いてあるのですが、新品種のアップルゴーヤについても摘心記事を書くことにしました。
今までは5枚前後で摘心をしてきましたが、アップルゴーヤでは少し伸ばしてから摘心することにしています。このようなパターンもあるという参考にして頂ければいいかなと。
2014年のゴーヤ栽培も順調で、すでにかなり成長してきています。今から実りの時期が楽しみですね。
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