ゴーヤの育て方 摘心の方法(てきしん)
公開日:
:
最終更新日:2016/06/08
2012年5月6日 ゴーヤの育て方 摘心(てきしん)方法 栽培記録
ゴーヤを大きく伸ばすための摘心のやり方を、写真や動画で分かりやすく解説しちゃいます。間違えやすいポイントや注意点も詳しく説明しているので、失敗しない正しい方法を覚えてしまいましょう。
ゴーヤはきちんと育てればプランターで5メートル、地植えで7メートル以上は伸びちゃいます。見上げるほどに壮観な緑のカーテンに育てましょう!
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摘心(てきしん)
ゴーヤカーテンを伸ばす為に摘心(てきしん)を行います。
摘心とは親づるを摘む事で、子づるがたくさん出てきてよく伸びるのです。
摘芯とも書きます。
ゴーヤの摘心の写真と方法
大分育って来ていますが、親づるを思い切って摘心します。
今回は本葉を5枚残す位置で、親づるをハサミで切ります。
少々かわいそうな気もしますが、さらに成長させる為の犠牲なのです。
摘心後の写真です。
3つの苗全て摘心しました。
ゴーヤの摘心の動画
2015.06.03:追記
ゴーヤの摘心を分かりやすく撮影した動画を作りました!記事の補足もしているので参考にしてみて下さい。
使用した道具・材料
- はさみ
以上。。
摘心の方法と時期の目安(ポイント・注意点)
ゴーヤに限らず摘心は園芸でよく行われます。
ものによっては子づる、孫づるに実をつけるものもあるので重要な作業なのです。
ゴーヤの摘心のポイント
- 摘心時期の目安としては、本葉が5枚前後の箇所で親蔓を摘心します。勿論、双葉、初生葉(しょせいよう)は数えずあくまで本葉の数である事に注意です。
- 苗の背丈が1M(メートル)程になったら摘心します。
今回は前者の本葉が5枚程のところで摘心を行いましたが、1M(メートル)程苗が育ってから摘心する場合もあります。
少々勇気がいる行動なのかもしれませんが、摘心をすることで子づるが成長し、隙間の少ない緑のカーテンができやすくなります。
ただ、10数年以上前に別の場所でゴーヤを植えた事もありますが、実際のところ何もしなくてもものすごい成長した事もありました。(笑)
摘心をしたほうがより良いのは確かですが、絶対に5枚で摘心しないといけないというわけでは無いのです。
苗丈の目安
写真を詳しく見ると分かりますが、必ずしも5枚残しているわけではなく、苗によっては6枚残してたりもします。
本葉の付き方によっては5枚ピッタリだと極端に親蔓が短くなってしまったりするので、苗丈をある程度均一になるように摘心しているのです。
ネットのマス目が10cmなので、摘心後のおよその苗丈は30cm〜40cm程あります。
本葉と初生葉の違い
ゴーヤを種から植えるとよく分かりますが、ゴーヤは根元付近から、双葉、初生葉、本葉と成長するにつれて葉を生やします。
本葉とは葉っぱの形が違い、初生葉は丸い形をしていて2枚生えています。
子蔓の摘心
今回は親蔓の摘心についてでしたが、ゴーヤは孫蔓に多くの花や実をつけるので、子蔓がある程度伸びてきたら今度は子蔓も摘心するのです。
子蔓の摘心については別の記事で紹介しているので、詳しくはそちらを参照してください。
あとがき
別の記事で紹介していますが、この後子づるがたくさん出て成長してくれて、相当茂っていきました。
最終的には露地栽培で7メートル、プランターで5メートル以上伸びたゴーヤカーテンが出来上がりました。
摘心成功!と言えるかもしれません。
せっかく成長している親蔓を切ってしまうのは結構抵抗を感じる方も多いと思います。
思い切って摘心をしても子づるが伸びてこず、失敗してしまうケースも無くはありません。
苗の種類や質、状態、そして環境によって大きく左右されてしまう事があります。
我が家でも大方は成功と言える成長を見せていますが、日照環境の違う場所に植えた白ゴーヤは、なかなか成長しない苗があったりもしました。
土や日照関係の問題か、それともその苗自体の問題か、摘心による影響なのか、なかなか判断に悩むところでもあります。
多めに植えて、成長の良い苗を残し、成長の悪い苗は間引く、といった方法も考慮しておけばより確実です。
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